トピックス20080824

  


2008年8月25日(月)「しんぶん赤旗」

ダム問題 住民決定で

現地調査とシンポ

熊本・川辺川


 川辺川ダム建設に反対する住民らによる「第十二回清流川辺川現地調査」が8月24日、熊本県相良村、五木村で行われました。調査後、「熊本反ダム会 議」と題したシンポジウムを開き、流域住民らは「『住民決定』という新しい日本の河川行政の確立」を求め、活発な議論を交わしました。三百五十人が参加し ました。

 川辺川ダム建設問題は、三月に知事に就任した蒲島郁夫氏が、自身の諮問機関「川辺川ダム有識者会議」を設置。そこでの議論を踏まえ、九月に建設へ の賛否を表明する予定です。「有識者会議」が二十二日の最終会合で出した報告書案の総括意見は、ダム建設を治水策の選択肢と容認する一方、現行のダム計画 はそのままでは是認できないとするなど、容認、中止、両論併記いずれともとれる内容となっています。

 シンポジウムでは中島康・川辺川を守る県民の会代表が、知事が賛成を表明した場合、「やめていただく運動がおこってしかるべきだ」とリコール運動の展開を示唆しました。

 「知事に全権を委任したわけではありません」とするアピールを採択。参加者は決意を新たにしました。

仁比議員あいさつ

 日本共産党の仁比聡平参院議員、田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補らが参加。仁比氏が、流域住民らのねばりづよい反対運動が「全国各地で逆流が起こっているダム建設問題に対し、本当の『住民決定』を切り開く確かな力になる」とあいさつをしました。

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