2008年7月9日(水)しんぶん赤旗九州・沖縄面

水曜随想

七夕の願い事は

田村貴昭


 
 
 各地の駅や商店街で、たくさんの七夕飾りを見ることができる。「ポケモンになりたい」「クワガタがほしい」など子どもたちの無邪気な願いには、思わず微笑んでしまう。

 日本全国でどれだけの人が短冊に願いを込めただろう。今年は、生活要求もひときわ多かったのではなかろうか。

 「ただでさえ大変なのに燃料代がさらに首をしめる」(ハウス農家)、「食料品の値上げがあってもサービスは維持しなければならない」(介護施設)等々、苦しみの声を毎日聞く。

 原油高騰、穀物高騰は、世界経済全体の問題。食料と地球温暖化の問題ともリンクする。だから、いやが応でも洞爺湖サミットに世界の関心が向けられる。

 資本主義国のトップたちも短冊に願い思いを書いていた。それはいいとして、打開の方向を決めなければ、英国紙が皮肉ったように“食料不足を論じながら最高級の料理を食べた”に終わってしまう。

 環境サミットとも言われているが、福田首相は、川辺川ダムや有明海汚染のことを知って臨んでいるだろうか…球磨川のたゆまぬ流れを眺めながら思う。

さ て、私の願い事。いろいろあるが、一番は「早く選挙をしてほしい」。国政候補の活動も連続して4年になった。沖縄県議選や狛江市長選挙、有明海訴訟での水門開放命令など、うれしい勝利が続いているだけに、本丸(衆院選)のたたかいが待ち遠しい。