2008年6月13日「しんぶん赤旗」九州・沖縄面
有明海再生へ開門早く
佐賀・太良町
田村比例候補ら漁民と懇談
日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は6月11日、佐賀県太良町に入り、有明海のタイラギ潜水漁業者ら九人と懇談しました。切実な要求や諫早湾干拓事業の潮受け堤防の水門開放を期待する声が出され、会話が弾みました。武藤明美県議、瀬戸雄也衆院比例(佐賀3区重複)候補や、若芝栄之助・党太良町支部長が参加しました。
漁業者には佐賀有明漁連大浦支所の大鋸幸弘運営委員や大鋸武吉元理事、堤防の水門開放を求めている「よみがえれ有明訴訟」小長井価大浦新訴訟の原告団長で、長崎県小長井漁協の松永秀則理事らが参加しました。
潮受け堤防が閉め切られて十年。「タイラギが死に、アサリが死んだ。次に死ぬのは人間だ」と八年前に有明海異変を指摘し、「水門閉め切りが要因だ」と最初に声を上げだのが大浦の漁業者でした。
懇談に参加した漁民は「異変の要因は地球温暖化や河川からの家庭排水などいろいろ感じられるが、とどめは諫早干拓事業だ。海底はヘドロが堆積してひどい状態だ」と訴えました。
大鋸武吉さんは、閉め一切って汚れた調整池の水が海に流れ、毎年夏には赤潮が発生し、魚や魚介類がとれないと言います。
小長井の松永理事は「昨年は水門から一キロにあるアサリ養殖が全滅。小長井はこれまで干拓事業の補償金があつたが、漁ができなければ組合員が減り、生活できない。水門を常時開放して海水を調整池に導入しきれいにするしかない」と話しました。
大浦支所の大鋸幸弘さんは、五月末日の役員選で諫干堤防の水門の開放を求める運営委員がやっと多数になったことを報告。「水門開放をめざす運動を支援することができると思う」と話しました。
田村比例候補は「有明海のみなさんのたたかいが、無駄な大型公共事業の代名詞として全国の運動を励ましています」と激励し、「わたし自身も国会で発言するために奮闘したい」と決意をのべました。
瀬戸比例候補は「みなさんの一人ひとりの思いを届けるために頑張ります」と話しました。
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