新春随想
政治をさらに変えたい
衆院議員 赤嶺政賢
しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年1月5日
年があらたまると、それだけで心が若々しく、新鮮な決意がわいてくるから不思議だ。
新年早々珍しい人に出会った。地元の新年会に女子プロゴルファーの上原彩子さんが出席していたのだ。宮里藍ちゃんの先輩格で、いつでも上位に顔を出している選手だ。
「おらが村の誇り」ということで表彰された。私のすぐそばの席に座ったので胸をどきどきさせながらあいさつを交わした。
さて、新年会や年始のあいさつにいくと必ず歴史教科書の話題がでた。文部科学省の「軍の強制による集団自決は確認できない」という昨年末だされた見解に怒りが沸騰している状態だ。「おれは当時十五歳だったが、自決用の手りゅう弾を持たされて逃げ回っていた。命令の根拠がないなどとぬけぬけというのは許せない」と本家のいとこにまくしたてられた。そんな話、私はいとこの口から初めて聞いた。自民党の元市議も「軍人が起こした裁判を根拠にするのはおかしい」と怒りむきだしだ。「検定意見の撤回」と「記述の回復」という県民大会の総意の重みを改めて実感した。
教科書に真実が記述されるまでこのたたかいは終わらない。
越年国会はすぐに通常国会へと続く。昨年と一昨年を比較しただけで、政治の風景ががらりと変わった。防衛省の利権・腐敗が象徴している。
防衛庁の省昇格、初の防衛大臣は久間章生氏、当時の事務次官は守屋武昌氏。このコンビで、米軍再編法も強行した。
私は、衆院安全保障委員会のなかで基地被害の拡大と外国軍隊の駐留の不条理さをあげて、徹底的に追及した。久間氏の答弁も態度も極めて乱暴だった。守屋事務次官も審議の様子をうかがいにきては、民主党の防衛族の議員たちと握手やあいさつを交わしていた。
今は違う。守屋事務次官は、塀の中だ。久間氏は利権問題で疑惑の目がむけられ、窮地にたたされている。
たたかい続けてよかったと実感する。総選挙の年。ブロックを代表してかならず勝利して、政治の風景をさらに変えたい。
新春随想
決戦の年エンジン全開
党九州・沖縄ブロック国政対策委員長 田村貴昭
しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年1月5日
元旦に神社でおみくじをひいたら、二年連続の「大吉」。神頼みもゲン担ぎもあわせて、総選挙では必ず勝つぞと、新年の誓いをたてています。
九州・沖縄をまわって早三年半。病気一つせず、元気に活動できるのは、やはり、「しんぶん赤旗」読者の皆さんのこ支援や激励があるからです。今年もがんばります。
年末に、薬害肝炎訴訟のドキュメンタリーをテレビで見て涙しました。病をおしての原告たちの訴えが、ついに全員一律救済への道を開きました。
声を上げれば政治が動く―。歴史教科書問題での十一万人県民大会(沖縄)、生活保護行政の転換(北九州市)、地方議会での海外出張の中止など、参院選後の新しい流れは、九州・沖縄でも大きく広がっています。
米軍共同訓練が、築城(福岡)、新田原(宮崎)の自衛隊基地ではじまっています。
低所得と雇用不安、農業切り捨ては、とりわけ九沖八県で深刻です。アメリカいいなり、財界中心の政治を根本からただせるのは、日本共産党だけです。
私は昨年秋から、自作の「電気紙芝居」を使い、党の綱領と日本の前途を語って回っています。
ぜひみなさんの地域でもお話しさせてください。ご一緒に政治と社会のことを考えてゆきましょう。いよいよ決戦の年。気力満々、エンジン全開です。よろしくお願いします。
新春随想
民意が動かす時代
参院議員 仁比聡平
しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年1月5日
あけましておめでとうございます。どんな新年をお迎えですか?
私はといえば越年国会さなかの一時休戦といっ
た風情で、大掃除や年始のごあいさつもままならず、開き直って子どもたちとキャッチボールで罪滅ぼしです。
秋からの臨時国会で自公与党は、「ねじれ国会で何も決まらない」と悪罵(あくば)を投げたり「大連立」を仕掛けたりと流れに逆らおうとしたあげく、インド洋派兵再開を最大の焦点に大幅再延長を強行しましたが、そんな思惑は逆に厳しい民意にさらされています。
薬害肝炎訴訟の原告たちがこん身の力で官邸に迫るなか「公害も薬害も後を絶たないのは、政府が幾たびも断罪されながら被害を断罪されながら被害を直視せず、国と加害企業の責任による全面救済と被害根絶という当然の立場に立とうとしないからだ」との私の追及(十二月十日)に、福田総理は反論すらできず巨大な民意に追い詰められました。それは真実の隠ぺいと責任回避、さらには被害者を食い物にして巨利をむさぼる癒着に対する怒りにほかならないと思うのです。
「生存権の保障こそ」という私たちの告発と急速な世論の広がりのなか、財界が社会保障削減の次の照準をあてた生活保護基準の引き下げも、来年度の具体化はできなくなりました。
大企業と大資産家が空前のもうけをあげながら、多くの人々が生きぬくことさえ困難な社会をもたらした自民党政治との決別と転換を真正面から追求する共産党が、参院与野党逆転の国会で大きな力を発揮しています。
この発言力を確固たるものにし、総選挙に勝利し、民意が政治を動かす本格的時代へ。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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