2007年8月8日(水)しんぶん赤旗九州・沖縄面

水曜随想

知恵と力の発揮どころ

田村貴昭


 
 
 毎日新聞の世論調査によれば、自民党敗北の理由は@『政治とカネ』の問題29%A年金問題26%B閣僚の失言20%C首相の資質15%D格差問題10%で、「『民主勝因は敵失』8割」とのこと。有権者は自民のあまりの体たらくに、まずはお灸をすえたと見るべきか。

 参院選が終わって、志位委員長の演説ビデオを改めて見た。年金、増税、憲法問題など、国民生活の現状と願いにかなった正確な政治論戦。幾百の街頭演説でも実感したが、今後に生きる重要な財産だと確信する。

 では、“いいこと言っているのになぜ伸びない”――ここが考えどころだ。特効薬はない。「共産党はちょっと・・・」の人を「共産党でもいいよ」に変わってもらうこと。地道な努力を無数にすすめなければならい。日本共産党の生の姿を見て聞いて知ってもらう。やがて「この党こそ」になっていただく。85年の風雪の歴史は、民主主義とともに歩んできた。

 同時にアピール力をもっとつけよう。自公政権の崩壊が見えてきた。解散総選挙は近いだろう。歴史の曲り角で「共産党はどうするの」の問に、的確に展望をもって答えることができるよう、柔軟性と機転が求められる。

 長崎県のNさんからメールが寄せられた。職域に青年支部を立ち上げたとのこと。「もっと日常の党活動を強めなければ」との決意に励まされた。教訓も「がっかり感」もこの際出し合いましょう。次は必ず勝利者(私自身も含めて)となるよう、いまが知恵と力の発揮どころ。

“九沖(きゅうおき)”豆知識P
参院選で投票率が一番高かった県は?


答え→熊本 詳しくはブログをご覧ください。