2006年12月13日(水)しんぶん赤旗九州・沖縄面

水曜随想

「いい世の中へ」選挙に気合

田村貴昭


 

 安倍政権発足後の週刊誌の見出しがカゲキだ。「米国盲従の“独裁政治”第二幕がはじまった」(週刊現代10/7)。「徹底追及 安倍政権の『血税大ペテン』」(週刊ポスト11/24)。

 有権者だましの自民復党問題で、週刊朝日(12/8)は「そんなことなら税金返せ」。昨年の衆院選挙に765億円の税金が費やされたという。当然だ。

 NHKスペシャル「もう医者にかかれない〜ゆきづまる国民健康保険〜」(3日)と「ワーキングプアU 努力すれば抜け出せますか(10日)」を続けて観る。

 保険証がなく、脱腸の痛みをこらえながら仕事を続けている男性。複数の派遣やパートの仕事を掛け持ちしても、生活ギリギリの給料しか得られない女性。70歳を過ぎても清掃や廃品回収で収入を得るお年寄り――努力しても報われない社会、低福祉の現実がリアルに放映された。

 わが党が24回党大会で指摘した格差と貧困の広がり、財界・大企業中心の異常政治は、マスコミを含めて今や国民の多くが認識するところとなった。しんぶん赤旗の果たした役割ははかりしれない。

 「あんた、がんばってくれ」。博多、熊本、小倉、那覇・・・演説をしていたらホームレスの方から声をかけられた。彼ら(彼女ら)はどうやって越冬するだろうか。生活保護をめぐる餓死・孤独死事件があり、農民や業者の嘆きを聞き、障害者や年金生活者の涙を見た2006年――。

 「ボロもうけしているところから応分の負担をしてもらえば、増税も福祉の改悪もせずにすみます」。一年間、確信をもって訴えてきたことをさらに広げたい。

 福島、和歌山、宮崎・・・1ヶ月で3人の知事が逮捕された。北九州では民主党市議が市の公共事業にかかわり逮捕された。政治とカネの癒着はあいも変わらず。

 「ねっ、共産党を支持したら、いい世の中になってきたでしょう」。そう言いたい。来年の政治戦を必ず勝たねば。いやが上にも気合がはいる。

”きゅう九おき沖”豆知識H
長崎と沖縄、離島(無人島を除く)の多い県はどっち?
答え→→長崎県 詳しくはブログをご覧ください。